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回復美容とは

よく頑張った抗がん剤治療が終わり、新しく再生して生えてくる自毛を見ると、嬉しい気持ちになるのは自然なことだと思います。

一方で、以前とは違う髪質や扱いにくさに戸惑い、
「この先どうすればいいのだろう」と感じている方も少なくありません。

このページでは、抗がん剤治療後の髪に対するCISTAの考え方と、
私たちが提供している【回復美容】についてご紹介します。

回復美容の定義

CISTAは、抗がん剤治療後に生じる髪質の変化やクセ毛に対して、
美容師の専門技術で向き合う「回復美容」に取り組んでいます。

髪の状態や安全性を慎重に見極めながら、
縮毛矯正を中心とした施術を通して、
もう一度、日常のおしゃれを取り戻すためのお手伝いをしています。

【回復美容について】
もう少し詳しく知りたい方はちらをご覧ください。

回復美容という考え方や、
抗がん剤治療後の髪に起こる変化については、
以下の記事でも詳しく解説しています。

施術を検討する前に、
背景や判断基準を知りたい方は、あわせてご覧ください。

抗がん剤治療後の縮毛矯正と回復美容|CISTAが大切にしている考え方
抗がん剤治療後に髪がうねる理由と、美容師ができること
医療のその先にある美容の役割|回復期に美容師ができること



抗がん剤治療と髪の変化

治療開始から脱毛まで

抗がん剤治療を開始してから、おおよそ10日〜20日ほどで脱毛が始まることが一般的とされています。
使用される薬剤や治療方法によって個人差はありますが、髪の毛だけでなく、眉毛・まつ毛・体毛などにも影響が出ることがあります。

なお、放射線治療の場合は、照射部位のみ脱毛が起こるケースが多いとされています。

※当店は美容室のため、髪の毛に関する情報を中心にお伝えしています。
全身の脱毛についての詳しい情報は、国立がん研究センターなどの公的情報をご参照ください。

https://ganjoho.jp/public/support/condition/alopecia/ld01.html


治療終了後、再生毛が生えるまで

抗がん剤治療が終了してから、再生毛(自毛)が生え始めるまでには、一般的に1〜2ヶ月ほどかかるといわれています。

髪の成長速度を考えると、「生えてきた」と実感できるのは治療終了後3ヶ月前後からでしょう。

再生初期の髪は、赤ちゃんの毛のように細く柔らかく、非常にデリケートな状態です。


抗がん剤治療後のクセ毛とは

多くの方に起こる髪質の変化

抗がん剤治療後に生えてくる再生毛は、多くの場合、強いうねりや縮れを伴うクセ毛として生えてきます。

これは脱毛期間中に毛穴の形状が変化することが一因とされており、
何かをすればすぐに元に戻る、というものではありません。

時間の経過とともに治療前の髪質に近づいていくことが多いものの、
完全に元通りになるとは限らない点には注意が必要です。

このクセ毛の状態は、個人差はありますが2〜3年ほど続くことが一般的です。


抗がん剤治療後の髪の特徴と注意点

前髪・トップが伸びにくい理由

抗がん剤治療後、特にホルモン治療を行っている方は、
前髪やトップ部分の髪が伸びにくく感じられることがあります。

髪の成長はホルモンの影響を大きく受けるため、
女性ホルモンの分泌が抑制されている期間は、
特定の部位の成長に影響が出やすくなります。


エクステをおすすめしない理由

前髪やトップのボリューム不足を補うために、
エクステを検討される方もいらっしゃいますが、
抗がん剤治療後の再生毛にはおすすめしていません。

再生毛は毛穴・毛髪ともに非常にデリケートな状態です。
そこに過度な負荷をかけることで、抜け毛やダメージの原因になる可能性があります。


回復美容としての選択肢

縮毛矯正でクセを和らげる

再生毛がある程度の長さ(目安として7cm以上)まで伸びてくると、
縮毛矯正によってクセを和らげることが可能になります。

髪の状態を見極めながら、その時点でできる最適な方法をご提案します。


トップピースという選択

前髪やトップの長さ・毛量が足りない場合には、
トップピースを用いてヘアスタイルを完成させる方法もあります。

フルウィッグとは異なり、
必要な部分だけを補うことで、自然な仕上がりを目指します。


CISTAが行う抗がん剤治療後の縮毛矯正

治療後の髪の回復には、いくつかの段階があります。
まずは、今のご自身の状態を一緒に確認してみましょう。

回復フェーズ① 再生初期
(終了〜3ヶ月)
② 成長期
(4ヶ月〜8ヶ月)
③ 自毛デビュー期
(10ヶ月〜1年〜)
④ スタイル構築期
(2年〜)
髪の今の表情赤ちゃんの産毛のような、とてもやわらかい髪。まだ髪の芯が育ちきっていない状態。5cm前後に伸び、強いうねりやチリつきが目立ち始める時期。髪が「自己主張」を始めます。7cm以上の長さになり、髪の内側が安定してくる段階。扱いやすさが見えてきます。ボブ〜鎖骨ミディアムの長さへ。根本の立ち上がりや毛流れも整ってきます。
私たちができるお手伝い頭皮と髪を守ることを最優先にしたケア。カットや薬剤施術は無理に行いません。襟足や耳まわりを中心とした、負担の少ないデザインカット。少しずつ「自分らしさ」を整えます。回復美容(縮毛矯正)とヘアカラー。安全性を見極めたうえで、自毛での生活をサポートします。回復美容(縮毛矯正)を軸に、理想のヘアスタイルを一緒に形にしていきます。
お悩み解決のステップフルウィッグで日常を安心して過ごす時期。まずは生活を守ることが大切です。襟足を整えながら「脱ウィッグ」への準備。少しずつ素顔の自分に戻る段階です。縮毛矯正でうねりを整え、自毛での生活をスタート。クセをコントロールし、「なりたかったヘアスタイル」を完成させる段階。
安心の補助アイテムフルウィッグトップピース(部分ウィッグ)必要に応じてトップピースを併用。トップのボリュームが気になる場合も、トップピースで自然に調整できます。
CISTAからの大切なお約束

※ この表は、抗がん剤治療後の髪の回復過程を理解していただくための目安です。実際の髪の状態や進み方には個人差があり、すべての方が同じペースで進むわけではありません。

CISTAでは、その時々の再生毛の状態を直接確認したうえで、「今できること」「今はしないほうがよいこと」を慎重に判断し、無理のないステップをご提案しています。

施術可能な目安

再生毛の初期段階(治療後2〜3ヶ月)は、
毛髪内部のタンパク質が不足しているため施術は行いません。

その後、髪が7cm前後まで伸びてきた段階から、
髪の状態に応じて縮毛矯正をご提案しています。


施術体制について

薬剤選定やアイロン操作など、
施術の重要な工程はスタイリストが担当します。

大切な髪だからこそ、
一つひとつの工程を慎重に行っています。


カラー同日施術について

縮毛矯正とカラー(白髪染め含む)は同日に行うことが可能です。

髪の状態に応じて、
香草カラーなど負担の少ない方法をご提案する場合もあります。


回復美容でできること・できないこと

回復美容でできること

回復美容では、抗がん剤治療後に生じる髪の変化に対し、
美容師としての専門技術を用いて、
日常のおしゃれを取り戻すためのサポートを行います。

具体的には、
・抗がん剤治療後のクセ毛への縮毛矯正
・髪の長さや状態に合わせたヘアスタイルのご提案
・必要に応じたトップピースなどの補助的な選択肢
を、その時点で可能な範囲で慎重に判断しご案内します。


回復美容でできないこと

回復美容は医療行為ではありません。

そのため、
・発毛や皮膚疾患の改善を目的とした施術
・医師の診断や治療が必要な症状への対応
・精神的なケアやカウンセリング
については対応できません。

髪や頭皮の状態によっては、
施術を見送る、もしくはお断りする場合もあります。
それも含めて、お客様の安全を最優先に判断しています。


よくある質問(Q&A)


抗がん剤治療後、いつから縮毛矯正ができますか?

はい、目安としてはラストケモ(最後の抗がん剤投与)から約1年後、髪の長さが7cm以上伸びた頃からがひとつの基準になります。

抗がん剤治療後に生えてくる再生毛は、初期の段階では毛髪内部のタンパク質がまだ不安定な状態です。

そのため、薬剤の負担に耐えられるだけの健康な髪がある程度育つのを待つことが、結果的にその後の美しい髪づくりにつながります。

ただし、長さが十分でない時期でも、トップピースなどを併用することで、日常のヘアスタイルを取り戻すことは十分に可能です。
今の髪の状態で「できること・できないこと」を見極めながら、ご提案しています。


抗がん剤後の「チリチリ・うねうね」した髪質は改善できますか?

はい、生え始めから2ヶ月以降の再生毛であれば、チリチリ・うねうねとした髪質は改善できます。
再生毛は、頭の部位によって髪内部のタンパク質が安定するまでに必要な時間が異なります。

特に、もみあげ部分は伸びるスピードに比べて安定するまで時間がかかることが多いため、状態によっては慎重な判断が必要です。

そのような場合は、ピクシーカットのようにサイドやバックを少しコンパクトにしたヘアスタイルをご提案することもあります。

無理に整えようとするのではなく、今の髪の状態に合わせて「扱いやすさ」と「自然さ」を優先した選択が、結果的に日常のオシャレにつながります。


縮毛矯正と白髪染め(ヘアカラー)は同時にできますか?

はい、髪や頭皮の状態に問題がなければ、縮毛矯正(回復美容)と白髪染めは同日での施術が可能です。

CISTAでは、信頼できる大手メーカーのカラー剤や、植物染料を使用した香草カラーなどをご用意しています。

明るさについても、一般的なブラウン系からハイトーンまで対応可能ですが、施術前には必ず肌への保護クリームや頭皮保護スプレーを使用し、安全性を最優先に進めています。

これまで大きなトラブルはありませんが、ジアミンなどのアレルギーをお持ちの方は、事前に必ずお知らせください。
髪の状態と体調を見極めながら、無理のない方法をご提案します。


縮毛矯正をした当日に、シャンプーをしても大丈夫ですか?

はい、CISTAの縮毛矯正は、施術当日にシャンプーをしていただいても薬剤の効果が落ちることはありません。

一昔前の縮毛矯正とは異なり、現在の薬剤は施術直後に酸化・定着の工程がしっかり完了するため、当日に髪を洗ってもクセが戻る心配はありませんのでご安心ください。

ただし、とても大切なポイントがあります。
それは、シャンプー後に髪を濡れたまま放置しないことです。

髪は濡れている状態ではキューティクルが開き、とても無防備になります。
逆に、きちんと乾かすことでキューティクルが閉じ、外部からのダメージを防ぐ“鎧”のような役割を果たしてくれます。

洗ったあとはできるだけ早めに、ドライヤーで根元からしっかり乾かしてください。
その際に、美容師からお伝えしたホームケアを取り入れていただくと、より良い状態を保ちやすくなります。


抗がん剤治療後のデリケートな髪に縮毛矯正をして、さらに傷んだり、失敗したりすることはありませんか?

はい、再生毛がとても繊細な状態である以上、縮毛矯正には一定のリスクが伴うことは事実です。

そのうえで、CISTAでは13年間、縮毛矯正専門店として積み重ねてきた経験をもとに、
再生毛の状態に合わせた最適な薬剤選定と施術方法によって、ダメージを最小限に抑えることを最優先にしています。

よくご相談いただくものに
「酸熱トリートメント」や「髪質改善」で何とかならないか、というお声がありますが、
結論からお伝えすると、抗がん剤治療後特有のクセ毛に対して、これらは根本的な解決にはなりません。

現時点で現実的な選択肢となるのは、
再生毛の成長具合や毛髪内部のタンパク質の状態を正確に見極めたうえで行う縮毛矯正です。

私たちは、無理に施術を進めることは決してしません。
「今はまだ難しい」と判断した場合は、その理由も含めて正直にお伝えし、安全性を最優先した判断を行っています。


前髪やトップの長さが足りない場合、エクステではなく縮毛矯正やトップピースが良いのはなぜですか?

それは、再生毛の毛根に過度な負担をかけないことが、今後の髪の成長にとってとても重要だからです。

抗がん剤治療後の髪は、毛先だけでなく毛根そのものが非常にデリケートな状態です。
エクステは見た目を補いやすい反面、重みがかかることで抜け毛を招いたり、将来的な髪の成長を妨げてしまうリスクがあります。

CISTAでは、
まず縮毛矯正によって今ある髪のクセや扱いにくさを軽減し、
どうしても足りない部分は、頭皮への負担が少ないトップピースで補う方法をおすすめしています。

フルウィッグで隠してしまうのではなく、
少しずつ回復してきたご自身の髪を活かしながら整えていくことが、
結果的に日常生活や社会復帰への一番の近道になることも多いからです。

トップピースは帽子よりも煩わしさが少なく、
自然なヘアスタイルを作るための、現実的で安心感のある選択肢です。


どうやって【予約】をとったらいいですか?

ありがとうございます。
ご予約の取り方は、

【綱島本店】
①ページの下に表示されます【ご予約はこちら】リンクをタップしてください。
②リンクより公式LINEをともだち追加いただいて、そのままLINEからご予約ください。
③クーポンメニューの中から【回復美容-サバイバー縮毛矯正】をお選びください。
※ご予約方法は、他にもInstagramやGoogleマップでのご予約も選択いただけます。

またお問合せのお電話もいただくのですが、なかなかご対応できる時間がないのが実情です。折角ご連絡いただいても丁寧なご案内ができかねますので、ホームページ上部メニュー欄にあります「LINE」からご連絡いただけるとご予約いただいた方に限りますが、お答えできる範囲で対応させていただきます。
よろしくお願いいたします。

LINEからご相談ください。LINEからご相談ください。LINEからご相談ください。

こちらをご覧ください。

《ご予約前の重要なご案内》


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

今現在、髪のことで悩んでらっしゃる方も少なくないと思いますし、すぐにでもどーにかしたい!とお考えの方も沢山いらっしゃると思います。

当店をご利用いただく前にいくつかお客様に知っておいていただきたいことがございますので、お手数おかけしますがご予約前のご一読をお願いいたします。

  • 当店は美容師法に基づいて開設されたサロンとなります。医薬部外品を使用した美容施術をお客様へ施すことができます。
  • 発毛や皮膚のお悩みについては、一般論の知識としてお話しすることはできますが、改善策・解決策については医療行為となりますので医療機関でのご相談をお願いしています。
  • 髪に関するお悩みについてはご相談承れるのですが、精神的なものから起因する不安や悩みについては当店では専門的知識がないためご相談にのることができかねます。カウンセラーやケースワーカーの方にご相談をお願いしています。

以上3点なのですが、専門分野の違いやエビデンスのないアドバイスがお客様を逆に傷つけてしまう恐れや、場合によっては法律に抵触しかねないことについて私たちは慎重になっています。
慎重すぎるかもしれませんがご理解をいただけると助かります。

「日常のおしゃれを取り戻していただきたい」

この想いをもとに、私たちは「抗がん剤治療後の方の縮毛矯正」をはじめました。
そのためには私たちが自分のできることと、できないことを明確にしお客様に理解をしていただく。
残念ですがご理解を賜れない場合は、サービスの提供をお断りする場合もございます。

ぱっと見、ちょっと遠ざけてしまうように見えてしまいますが、お客様の求めているものと私たちがご提供できるサービスが異なってしまうことはお互いに不幸な結果になってしまいます。

掲げるものはシンプルなのですが、
「抗がん剤治療後のクセ毛に縮毛矯正を施術する」
こちらが私たちがご提供できるサービスです。

そして、私たちはこのサービスをビジネスとして向き合っているからこそ、希望される多くのお客様へ継続的に提供できるものだと考えています。

「企業として経済活動をすることで、多くの方の助けとなりえる」

したがって福祉的な観点からのサービスや対応にはお応えできかねることがございます。
あくまでもビジネスベースでのサービスの提供という私たちの立場をご理解賜われると幸いでございます。

-回復美容についての考え方や施術の判断基準については、
今後もこのページおよび関連記事で随時お伝えしていきます。


おわりに

「日常のおしゃれを取り戻していただきたい」

この想いをもとに、
私たちは抗がん剤治療後の方の縮毛矯正を行っています。

できることと、できないことを明確にし、
そのうえでお客様にとって最善の選択を一緒に考える。

それがCISTAの考える回復美容です。

CISTA

“about”: { “@type”: “Thing”, “name”: “抗がん剤治療後の髪の回復スケジュール”, “description”: “再生初期からスタイル構築期まで、4つのフェーズに合わせた縮毛矯正とケアのガイドライン。”}