いつもご利用いただきありがとうございます。
少々センセーショナルなタイトルとなってしまい、驚かせてしまいましたね😱
ただ先日お客様よりご質問をいただいて、私も知りました。
某有名雑誌を多数お持ちの出版会社が運営されているサイトに掲載されていたそうで、記事を読んで縮毛矯正をかけることを躊躇されていたとのこと..
それもそのはず!
その話をうかがってから私も記事を拝見したのですが、それは驚きました。
大元はアメリカで書かれた記事のようですが、研究機関やお医者さんなどズラリと揃え詳細に書かれた長文な記事でした。
予備知識がない一般の方では、一見するとそれは怖くなりますよ😨このタイトル。
「縮毛矯正が癌の原因になることが新たな研究で明らかに!」
これですよ。。
そしてそのロジックを延々と書き綴っている。
最近のメディアに目立ちますよね。
この手の煽り商売の手法。
個人的には好きではありません。
元ネタはこちらのリンクです。
↓↓↓↓
そしてこの記事で不安を感じた方へ。
これからとてもわかりやすくシンプルにご説明するので安心してくださいね☺️
①指摘している代表化学成分は「ホルムアルデヒド」
②アメリカと日本の薬事法の違い
③データの信憑性
以上の3点がポイントとなります。
まずは
①危ない「ホルムアルデヒド」について。
結論から申します。
日本国内でホルムアルデヒドを使用した縮毛矯正剤はございません。
推測するとこの記事にある縮毛矯正とは日本の縮毛矯正と異なり、海外のメニューとしてあった「ブラジリアン ブローアウト」だと思います。
よって該当する商材を使用した施術は日本では存在しないのでご安心ください。
②国による薬事法の違い
よくご存知の方も多いと思いますが、薬事法は国によって異なり、さまざまな規制がかけられています。
①と重複する内容ではありますが、薬事法で制限され、かつ私たち美容師は「医薬部外品」(化粧品)の取り扱いのみ許されていて、使用することは禁止されています。
よってホルムアルデヒドは使用できないのでご安心ください。
③データの信憑性
こちらについては記事中にも少し指摘されていますが、少々結論が強引な気がしてなりません。
というのも、参加者は「ストレート剤」についてのみ聞かれていて、サロンでの施術やホームケアによる商材の使用について何ら区切ることなく質問されていたようですし、さらに驚くのは研究では「特定の化学物質を指摘することはできなかった」と結論づけられています。
・・・。結論ではね。
でもタイトルは印象違うよね。
😅
さらにさらに付け加えると、
この研究で明らかになったことは、
「当該の製品が、カールヘアやウェーブヘアをストレートにするものだという事実だけです」
ですって😭
なんだか悲しくなります。
つっつき散らかしてソレかいっ!!👊
ここまで読んでいただいて、
もう大丈夫ですよね?
これが都市伝説な「縮毛矯正するとガンになる」の正体でした。
いつもならこういう記事にはスルーをするのですが、
私は抗がん剤治療後の方に対しての縮毛矯正を施術しているので少しでも不安に思ってほしくなかったのです。
だって、病気を克服して与えられてしまった「クセ毛」への悩み。
この複雑な悔しさ、当事者でないとわかりませんよ。
当店へ抗がん剤治療が終えられていらっしゃる方々皆さんが、すぐにご来店できるわけではないのですよ。
不安と希望でしばらく考えて、モジモジしたりワクワクしたりそこを超えてご予約なさるわけです。
他人の幸せへの第1歩を邪魔するヤツ。
わたし個人的にはデコピンしてやりたくなります😤
スミマセン、ブツブツと。
このブログの結論としてもう一度言わせてください。
「お気になさらないでください」
気にしたければしてください笑
ご一読ありがとうございました🙇
CISTA/シスタ