「ご近所での、お気に入り店探し」
2020年から続く「新型コロナウィルス感染症」の影響が発端となって、多くの方々の働き方や行動が変化しました。
その中でも行動に関しては、多くの方が「遠方のお気に入り店」に通うことを諦めているのではないでしょうか?
みんなそれぞれ、美容室や歯医者、飲食店に習い事などでお気に入りのお店がありましたよね。
メンテナンスのために通ったり、リフレッシュしたり大好物の一品を買いに行ったり。
でも今は残念ながら、遠方のお気に入り店に行けないので、代わりになる「ご近所での、お気に入り店探し」に明け暮れている方も少なくないはずです。
まさしく美容業界でもそんな事態が起こっているのですが、近所のいい美容室探しをしている人たちの様子を見ていると、結局ホットペッパーからの「情報」だけに頼らざるを得ないという状況ですよね。
私も個人的に髪を切るときは他のお店を探して行くのですが、やはり「ホットペッパー見ますよね笑」
ただですね、あれを見ても「どこの美容室がいいのか、結局のところ分からない」わけです。
美容師である私がそう思うのだから、一般の方が「?』となるのも仕方がありません。
美容室のオススメまとめサイト
たまに〇〇メニューを探すならココ!のように、「美容室のオススメまとめサイト」を見かけますが、そのようなサイトを分類すると
- サイト側がサロンに広告を出すように営業して、サロンがお金を支払って掲載している
- サイトがホットペッパーの「口コミ」などから引用して、勝手に美容室をおすすめしている
わりと美容室情報を詳しく掘り下げている情報サイトを見つけると、この2タイプのおまとめサイトしかないことに気がつきます。
もちろん情報が詳しく掲載していることは、消費者であるお客様から一見すると親切に写るのですが、本当に求めているマッチングになっていないなと思わずにはいられません。
というのも、前者のお金を支払って掲載しているパターンだと、「〇〇特集のおすすめサロン」のように打ち出してくるので、そのメニューや悩みを持つ方々にはしっかりと刺さります。
しかし、裏側ではサイト運営側が美容室を適当に選んで、「今度〇〇特集をやるので、一口いかがですか?」の営業電話をかけまくっていることは、想像に難しくありません。
ですので本当に〇〇メニューの上手いサロンなのかどうかは、玉石混交の状態からハズレを引かないようにせねばならず、なんとも大変なことです。
つぎに、おまとめサイトがホットペッパービューティー等から勝手にクチコミなどを掲載している場合ですが、こちらは地域を絞って「該当する地域のサロン」をタグ付けされたメニューなどからピックアップして掲載しています。
音楽でいうところの「おすすめプレイリスト」作りのようなものですが、地域を限定してウェブ上の情報から勝手に自分のサイトに使用してしまう傲慢さが少し引っ掛かるところです。
おすすめというぐらいだから、紹介者か当事者どちらかの声を聞きたいものです。
サイトにある記事自体は、大体の場合は記者が利用した感想ではないので信憑性の欠けるところは注意が必要といえるでしょう。
しかしながら、ホットペッパービューティーだけしか情報源になり得ない状況よりは選択肢を多く選べるので、「近所にあるサロンを知る」にはいいのでしょう。
「Google Map]で、お気に入り店を探す方法が正解!
「近所のお気に入りサロン」の探し方の結論としてお勧めしたい方法は、ズバリGoogle Mapの地図上から検索をかけてみる方法が、あまりバイアスのかかってない純粋な情報なのかもしれません。
やり方としては、ご自身の「ここだったら行けるかな?」という範囲でGoogle Mapを合わせて、検索蘭に「〇〇メニュー 美容室」と打ち込むだけ。
そうするとその範囲の美容室が出てくるので、可能なら一つずつチェックしてみてください。
この方法のいいところは〇〇メニューと絞っているので、〇〇メニューを少なからず取り扱っていながら情報発信しているサロンが表示されます。
美容室の数が多い時は、タップすると簡単なサロン情報が表示されると思いますので、そこから写真を見たりサロン情報をきちんと更新されているかをチェックしてみてください。
全部とは言えませんが、サロン情報の更新を怠っているサロンは、そもそも「技術やセンスの更新」も怠っていることが多く、来店してみたら玉手箱を開けたような感覚になるかもしれません。
たしかに「平成初期」のセンスで美容師さんに来られると笑えないですし、まさかの「昭和レトロ」の漂うなんてことも回避できるかもしれないので、安全のためにGoogleMapからご自身で探す方法もご参考にしていただければと思います。
コロナ問題が起きて人の行動が変わって以降、美容業界ではいわゆる「聖地離れ」が起きていて、ベッドタウンである地元の美容室が混み始めたということを2020年の夏以降は頻繁に耳にいたしました。
「聖地」から地元美容室へ
「聖地離れ」とは、おしゃれな街として代表的な「原宿」「青山」、「表参道」ですがこのエリアには本当に多くの美容室が軒を連ねていました。
どれだけ多かったかというと、これら有名な3つの街も実は一つひとつの街自体は半径1キロが商売圏と言われていました。街といっても一つの「町名」なのでそのぐらいの小ささになるのでしょう。
しかし、この半径1キロのなかにおよそ300件の美容室があったというから驚きです。
また、この街同士はすぐ近くのお隣さん同士の関係なので、どれだけ密集かつ総数が多かったかも分かりますし、想像するだけでも「ウジャウジャ」な感じだったのでしょう。
そして、2020年の夏頃には本当に力のある美容室以外はほぼ全て閉店してしまいました。
未だ、どのくらいのサロンが残っているのかははっきり分かりませんが、裏通りのサロンはほとんど無くなってしまいました。
この現象をを受けて、本来気に入って通われていたお客様が、地元美容室で「お気に入り店探し」をされているようです。
さらにこの方達と同じように、コロナは「人から距離を奪いました」。
「お気に入り」を遠方まで通う楽しみを絶ってしまったのです。
人間の感覚なのでしょうが、自分の生活範囲から離れれば離れるほど警戒心は強くなるものなので、残念ですが仕方のないことです。
おかげさまでたくさんの方々に、ご来店いただいています CISTA
幸い縮毛矯正をされているお客様にとって、髪の毛のメンテナンスは「不要不急」だとおっしゃられるので、縮毛矯正の得意なCISTAとしては大変助かっているのですが、もっと多くの方に「毛先のきれいな縮毛矯正」を知っていただきたいと思っております。
CISTAのある綱島駅は、東横線沿線にお住まいの方や、バス一本でくることが可能な方も多くいらっしゃいます。
本物の実力を持つ「縮毛矯正」をぜひ一度お試しくださいませ。
CISTAシスタ綱島