縮毛矯正をかけるのに、クセを活かす。
一見すると、矛盾しているように聞こえるかもしれません。
けれど、この考え方が、CISTAの縮毛矯正を自然に見せる土台になっています。
縮毛矯正の目的は、すべての髪を同じ方向へ真っすぐに固定することではありません。
毎日の扱いづらさにつながるクセや広がりはきちんと整える。
その一方で、根元の自然な立ち上がり、前髪の流れ、顔まわりの柔らかさ、毛先の丸みまでなくさない。
クセを伸ばしながら、その人の髪に元々ある自然さを残す。
それが、CISTAの考える縮毛矯正です。
【結論】自然な縮毛矯正は、クセを弱く伸ばす施術ではありません
自然な縮毛矯正とは、クセを伸ばし残すことではありません。扱いづらさの原因になるクセは必要な範囲まで整えながら、根元の方向、前髪の立ち上がり、顔まわりの流れ、毛先の丸みまで一律に押さえ込まないことが重要です。CISTAでは、髪の場所ごとに薬剤の反応やアイロンの角度、圧力を調整し、その人の髪型に必要な自然さを残します。
私はもともと「クセを活かしたい」と考える美容師でした
美容師になったばかりの頃、私はなるべくクセを活かして髪型をつくりたいと考えていました。
その人が元々持っている髪の動きや柔らかさを利用して、できるだけ自然に仕上げる。
縮毛矯正に頼らず、カットやスタイリングで扱いやすくできないかを考えていました。
もちろん、クセを魅力として楽しめる方もいます。
自然な動きが髪型に合っている。
ご自身のクセが好き。
スタイリングを楽しむ時間も含めて、その髪を気に入っている。
そのような方に、無理に縮毛矯正をすすめる必要はありません。
しかし、長く美容師を続ける中で、カットやスタイリングだけでは日常の負担を十分に減らせないクセがあることも分かりました。
クセを活かすことが、負担になる場合もあります
「クセを活かしましょう」と言われても、ご自宅で同じ髪型を再現できなければ、毎朝の負担は残ります。
美容室では綺麗に仕上がったのに、自分で乾かすと広がる。
雨の日には形が変わる。
汗をかくと、前髪や顔まわりがまとまらない。
毎朝ヘアアイロンを使わなければ外へ出られない。
その状態で「クセを活かすこと」にこだわり続ける必要はないと、私は考えるようになりました。
クセを活かすのか、縮毛矯正で整えるのか。
どちらが正しいという話ではありません。
その方の髪質、髪型、生活、そして毎朝どのくらい髪に時間をかけられるのか。
そこまで含めて、本人が楽に過ごせる方法を選ぶことが大切です。
「クセを活かす」という発想は、今も残っています
現在、CISTAでは縮毛矯正を専門的に扱っています。
それでも、昔の「その人の髪を活かしたい」という考え方を捨てたわけではありません。
むしろ、その発想は今の縮毛矯正にも受け継がれています。
CISTAの縮毛矯正で活かすのは、日常の悩みになっている強いうねりや広がりではありません。
クセは必要な範囲まで整えながら、その人が元々持っている毛流れや、髪型に必要な立体感まで消さないということです。
- 根元の自然な立ち上がり
- 前髪が下りる方向と流れ方
- 顔まわりの柔らかな収まり
- 髪が動いたときのしなやかさ
- 毛先の丸みと内側へ入る余白
これらを一律に押さえ込まず、仕上がりの中に残すことが、自然に見える縮毛矯正につながります。
自然な仕上がりと、クセの伸び残りは違います
「自然に仕上げる」と聞くと、薬剤を弱くして、クセを少し残す施術を想像されるかもしれません。
しかし、CISTAが考える自然さは、クセの伸び残りではありません。
必要なクセが伸びていなければ、湿気や汗によって再び広がり、毎日の扱いづらさが残ってしまいます。
伸ばすべきクセは、きちんと伸ばす。
そのうえで、薬剤や熱を必要以上に加えず、髪型に必要な柔らかさを残す。
クセを伸ばす力と、自然なデザインをつくる力。
この二つを両立させることが重要です。
髪は、頭全体で同じ方向に生えているわけではありません
髪は一本一本、生えている方向が異なります。
前へ向かって生えている髪もあれば、横へ流れる髪もあります。
前髪やつむじ、生え際のように、複数の方向がぶつかっている場所もあります。
縮毛矯正によって、毛穴から髪が生える方向そのものを変えることはできません。
だからこそ、元々の生え方を無視して、すべての髪を同じ方向へ強く引っ張ったり押さえ込んだりすると、不自然な仕上がりにつながります。
髪がどこから生え、どちらへ動こうとしているのか。
完成する髪型の中で、どの方向へ収めるのか。
それを見ながら、アイロンを入れる角度や毛束の持ち方、圧力を調整します。
前髪が自然に見えるかどうかは、特に重要です
縮毛矯正の自然さが最も伝わりやすい場所のひとつが、前髪です。
前髪は面積こそ小さいものの、お顔の印象を大きく左右します。
クセが伸びていても、根元からペタンコになっている。
毛先がツンツンして流れない。
額へ貼り付いたように見える。
根元が浮き、自然に下りてこない。
このような違和感があると、髪全体が綺麗でも自然には見えません。
前髪や顔まわりは、髪が細く、カラーや日常の熱による影響も受けやすい場所です。
CISTAでは、髪の太さ、毛流れ、生えグセ、現在のダメージ、希望する前髪の長さや流し方を確認し、全体とは薬剤やアイロン操作を変えて施術します。
ただ真っすぐにするのではなく、乾かしたときに自然に下り、必要に応じて流せる前髪を目指します。
毛先まで真っすぐに固定しない理由
縮毛矯正をかけた毛先が硬く、まっすぐ下へ伸びていると、髪全体が不自然に見えやすくなります。
特にボブやミディアムでは、毛先が内側へ収まる余白があることで、髪型に柔らかさが生まれます。
ただし、アイロンだけで無理に強い丸みをつければよいわけではありません。
毛先は、過去の縮毛矯正やカラー、毎日のドライヤーやヘアアイロンなど、複数の履歴が重なっている場所です。
まずは残っている毛髪体力を確認し、どこまで施術できるのかを見極めます。
必要以上に反応させず、髪が自然に動ける柔らかさを残す。
その結果として、毛先が内側へ収まりやすくなります。
薬剤だけで、自然な仕上がりが決まるわけではありません
自然な縮毛矯正をつくるためには、髪に合った薬剤を選ぶことが必要です。
しかし、特別な薬剤を使えば、それだけで自然に仕上がるわけではありません。
同じ薬剤を使っても、塗り分け、反応時間、流すタイミング、乾かし方、アイロンの角度や圧力によって結果は変わります。
さらに同じ人の髪でも、根元と毛先、後頭部と顔まわりでは、クセの強さや残っている毛髪体力が異なります。
髪全体へ同じ処方を当てはめるのではなく、場所ごとの状態と完成する髪型を想像しながら施術を組み立てる。
自然さは、ひとつの薬剤ではなく、小さな調整の積み重ねによってつくられます。
自然な縮毛矯正は、施術当日だけでは判断できません
美容室でブローやアイロンをした直後は、多くの髪が綺麗に見えます。
しかし、本当に大切なのは、ご自宅で髪を洗い、ご自身で乾かしたあとです。
3日後に乾かしただけで収まるか。
前髪が不自然に浮いたり貼り付いたりしないか。
毛先に硬さが残っていないか。
2ヶ月後も毎日の扱いやすさが続いているか。
CISTAでは、施術直後の見た目だけではなく、その後の日常まで含めて縮毛矯正の仕上がりを考えています。
縮毛矯正は、髪の個性を消すためのものではありません
クセをそのまま活かす方法と、縮毛矯正で整える方法。
この二つは、正反対の考え方ではありません。
どちらにも共通しているのは、その人の髪と生活に合った髪型をつくることです。
毎朝クセを整えることが負担になっているなら、扱いづらさの原因を縮毛矯正で整える。
そのうえで、その人らしい毛流れや柔らかさを残す。
縮毛矯正は、その人の髪をすべて同じ形へ変えるための施術ではありません。
髪に振り回される時間を減らし、その人が自然に過ごせる状態をつくるための技術だと、CISTAは考えています。
まとめ|クセを整えながら、その人の自然さを残す
CISTAの縮毛矯正が目指しているのは、誰が見ても同じような真っすぐな髪ではありません。
扱いづらさにつながるクセは、必要な範囲まできちんと整える。
一方で、根元の立ち上がり、前髪の流れ、顔まわりの柔らかさ、毛先の丸みは必要以上に押さえ込まない。
私が以前から持っていた「クセを活かしたい」という考え方は、縮毛矯正を専門とするようになった今も残っています。
クセを伸ばすことと、自然に見せること。
髪の体力を守ることと、日常で扱いやすくすること。
どちらか一方ではなく、その間にあるちょうどよい仕上がりを探すことが、CISTAの縮毛矯正です。
地毛のように柔らかい、CISTAの縮毛矯正
クセはきちんと整えながら、根元の立ち上がり、前髪の流れ、顔まわりの柔らかさ、毛先の丸みまでなくさない。一人ひとりの髪質と毛髪体力を見ながら、自然に扱える縮毛矯正をご提案します。
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