いつもブログをご覧いただいてありがとうございます。
ここ最近増えているお問い合わせについて記事を書いてみようと思ったのですが、
それは【インナーカラー】をしてても縮毛矯正はかけられるのか?についてです☝️
このブログの記事を読んでいる人の中にも少なからずいらっしゃると思うのですが、けっこう切実に悩んでらしたりする方も多いので少しご説明しますね。
そんなに長い記事ではないので、もし現在インナーカラーのことで縮毛矯正ができず困っているようでしたらご一読ください。
では、まずはじめに何で「インナーカラーをしていると縮毛矯正がかけられなくなるのか」について紐解いていきますね。
そもそもインナーカラーとは、主に耳周りのイヤリングカラーとこめかみから下のインナーカラーに分けられます。
<イヤリングカラーとインナーカラーに共通していること>
それは、つまり髪の生えている箇所です。
人間の髪の毛は約10万本生えていますが、この10万本全てが同じ太さでキューティクルを同じくしているわけではありません。
生えている箇所によって、だいたい細くて柔らかく弱い毛は生えます。
例えば、耳のすぐ上の毛や襟足、そして太いのに弱いもみあげの毛が代表的です。
勘の良い方はもうお分かりでしょうか?
そうインナーカラーもイヤリングカラーも当てはまるんですよね。弱い毛のところに。
実際に手ぐしを通すとわかるのですが、髪が傷んでいる場合はこの箇所で手触りが変わったり、絡んだりしますよね。
それは、キューティクルが剥がれていたり、髪内部の水分や脂質が減っていることが原因です。
話をインナーカラーと縮毛矯正の関係に戻しますね🧐
そもそも、縮毛矯正は毛髪内部のタンパク質のさらに分類することシスチンに対して還元剤を化学反応させて髪の毛をまっすぐにする施術です。
先述したインナーカラーが施された「弱い毛」の髪内部を想像するに、キューティクルは損傷し髪内部タンパク質は流出しているでしょう😨
縮毛矯正はタンパク質が無いと、薬剤による化学反応を起こせないので、最悪の場合は縮毛矯正はかからずダメージだけが蓄積することになります。
そしてさらに厳しい現実を言うと、美容師さんの苦手とする技術の中でダントツ一位は縮毛矯正といっても過言ではありません。
難しい「弱い毛」に苦手な縮毛矯正。
もし、あなたなら汗ダクダクですよね😭
そうなんです。
理屈的にはかなりの無理めなことだとわかっていただいたうえで、なぜ美容師さんがインナーカラーに縮毛矯正をかけたがらないのか。これがホントのところです。
それでも縮毛矯正をかけようとす強者もいるんです。
おそらく2タイプの美容師がいるでしょう。
①経験豊富な縮毛矯正が得意な美容師
②なぜか自信アリな(汗)美容師さん
さて、あなたはこの2タイプの美容師さんを見分けることができるでしょうか?
結論から言えば、たぶん無理です。
なぜなら②の美容師さんは自信マンマンなので、I can do it!!
と思ってます。たぶん。
…。
「だったら商売的にCISTAに来てね」でこの記事を終わりたいのですが、残念ながら距離的にいらっしゃれない方もこの記事を読んでいる方の中にはいると思います。
なので、①美容師か②美容師なのかすぐに分かる方法をお教えしますね。
まずは①の美容師さんです。
①美容師さんは、きっとこの行動パターンを取ります。
美容師さんはカウンセリングしながら髪の履歴をあなたに相当聞いてきます。
そして毛髪の気になる箇所をイジイジしながら、ちょっとなんとも言えない表情をするでしょう。
そして、今できる事とできない事を率直に説明してくれるでしょう。
次に気になる②の美容師さんの場合。
これまでの髪の履歴を聞くまでは同じでしょう。
しかしそれに対する答え方がまるで①の美容師さんとは異なります。
きっと、「ウチの〇〇なら平気ですよっ」
と、商材または器具の凄さをご説明してくれます。
根拠はたぶんありません。
汗汗💦
ここまできたら、今すぐ帰りたいですよね😱
その場から離脱する方法もお教えします。
例えば
「今までに同じようなケースでどのぐらいの方がキレイに縮毛矯正かけれましたか?」
こう質問してみてください。
その答えを聞いて、信頼できるか逃げたほうがいいか。
どうするかはあなた次第です。
だいぶ本題からズレましたが、「インナーカラーに縮毛矯正はかけれるか」について当店の見解をお答えしますね。
シンプルなのですが、今よりは良くなると思いますし、基本的にかけれないことはありません。
ただし、完成度について私たちのできることとお客様の求められるレベルが一致していないとお断りすることはございます。
つまるところ、ご満足いただけなければ失敗となってしまうんです。(消費者センター案件とは異なります)
私たち美容師も、何のためにお客様が縮毛矯正を依頼されてきているのか、ちゃんとわかってます。
だからこそ完成についての擦り合わせが非常に重要なんです。
笑顔でお帰りいただきたいですから😊
この記事の結論としては、インナーカラーに対して縮毛矯正はかけられます!
「ただし」については上述したものをご参考になさってください。
もしいま、縮毛矯正を断られてしまって途方にくれているようでしたらいらしてください。
<ご注意>
お電話でのお問い合わせについては基本的にお断りしています。
CISTA公式 LINEよりご質問いただければ、翌営業日までにお答えいたします。
ただし質問が複雑なものについては有料のカウンセリングをご案内しますので、短めなものでお願いします。
ベストはご予約いただいて、ご来店されてから実際に見たほうが良いと個人的には思います。
それでは長文になってしまいましたが、よろしくお願いいたします🙇
CISTA