髪の悩み【ダントツ1位のアレ】について

突然ですが髪のダメージについて、最近気になっている点を記事にしたいのですが、それはあるアンケートで20代・30代・40・代、そして50代までの全ての世代共通の「髪の悩み」について調査した結果、「髪のダメージ」がダントツ一位で挙げられていました。

美容師として「髪のダメージ」についてご説明すると、あまりに多岐に渡ってしまいそれこそ美容師の腕前の無さから始まり、お客様のご自宅でのヘアケアについてまでご説明しなくてはならなくなってしまいます。

ですので、この記事ではその中から私が個人的に最近とても気になっていることを、多くの方々にお伝えしなければ「マズイ!」と感じたのでここでご説明して参ります。

 

そのマズイとは、
自宅での「ヘアアイロン」の使い方について、多くの人がかなり間違った使い方をされていることに警鐘を鳴らしたいと思っています。

とはいっても、具体的には「ヘアアイロン」について細かいことを言うつもりはなく、その前に使用しているものこそが、髪のダメージにかなり悪影響を与えている真実をお伝えしたいと思います。

心当たりのある方もいらっしゃるでしょうが、ヘアアイロンを使う前にに「なにか髪を保護する〇〇」を使っていませんか?「熱から守る」的な。

端的に申し上げると、
「それです!」

???
良かれと思ってやっていることが、実は一番ダメージを与えていて、最悪の場合は髪の毛が修復不可能な状態まで至っていることも見受けられます。

さらに掘り下げてご説明すると、
髪の毛は、「濡れて」そして「乾きます」。
当たり前のことをもったいぶって言ってしまい、申し訳ないのですが、このことを私の言葉で「髪の呼吸」と呼ばせてください。

「髪の呼吸」が大事!

生きるものは呼吸が不可欠ですし、細胞レベルでもこの水分の出し入れはとても重要だといえます。

なぜなら水に浸り続けた細胞は壊れてしまいますし、ご経験あるかと思いますが、絆創膏を貼った箇所を濡らしてそのままにしておくと、簡単にいうと「腐りますよね」。

ちょっと強引ですが、髪もまた同じようなことが起こってしまいます。

例えば「皮膜」の出来やすい商品を使い続けていると、皮膜の上にまた皮膜が重なり、かなり強いコーティングとなって「ベタベタな髪の毛」となってしまいます。
記憶にある方も多いと思いますが、いわゆる「シリコン問題」が取り沙汰された時のような状態です。

ドライヤーでいくら乾かしても、乾かない。
油の皮膜を落とさないと、数日後には「かなり臭い」髪の毛になってしまいますが、残念ながらガッチリ形成された皮膜は、通常のシャンプーごときでは落ちることはありません。

先ほどの絆創膏の話に戻りますが、このなかなか乾かない髪の毛の内部はどうなっているでしょう?

水に浸された細胞というのは、加水分解して壊れるので、髪の毛もキューティクルを残したまま内部が壊れます。

さらにこの「熱から守る〇〇」の問題点は、水の「沸点を上げる」ことについても警戒しなくてはならず、例えば「ホホバオイル」を濡れた髪の毛に大量に刷り込むと髪の毛が、ホホバオイルにコーティングされてしまうのですね。

そして、このホホバオイルによって覆われた髪の毛の内部には水分が大量に閉じ込められているわけで、いわゆる水と油の関係で水分が外に出ることを阻まれます。

一見すると「保湿効果」があってよさそうな気もしますが、実際はそうではありません。

なぜなら、ホホバオイルを例にとってみると、ホホバオイルの沸点は「398度」となっており、この完璧なまでの「高温」からの防御力は鉄壁といえるでしょう。

しかし、鉄壁なのは外部からの「熱攻撃」から防げるものであって、内部に水分がたっぷりある場合に、大量のホホバオイルでコーティングしてしまうと、髪内部の水分が「蒸発」することはなく、鍋でグツグツ煮ている状態です。

さらにいうと、ドライヤーではなく、この状態で「ヘアアイロン」や「コテ」を使用すると、青ざめるようなことが髪内部で起こっているのです。

「髪内部で爆発!!」ってホント!?

それは、髪内部での「水の暴走」です。
水に高温の熱エネルギーを加えると、水が激しく振動して運動します。

わかりやすく言うと、火を入れたフライパンに「水」を落とすとジュワっ!!ってなりますよね。

あの「ジュワっ!!!」が髪の内部で発生しているのです。
想像できました?
もちろん傷みますね😱

というわけで、何がどのぐらいヤバいのか!ご理解いただけたと思いますし、明日から気をつけようと決心されたのではないでしょうか。

ちなみに言うと、「熱から守る〇〇」を捨ててしまうのはもったいないので、是非「仕上げ剤」としてアイロンやコテを使用した後に、髪の毛に使用してみてください。

髪内部に必要以上の水分がないことで、「カタチ」を作ることが簡単ですし、カールや毛先の落ち着きも「高温」の働きを存分に生かすことでよりいい感じにスタイリングできるでしょう。

「良かれと思って、使ってたのに・・。」
その気持ち、美容師としてしっかりわかっております。
きっと誰もあなたを責めませんし、努力を受け止めてくれることでしょう。

最後に、美容師からのご家庭でのヘアケアのアドバイスとしてお伝えいたします。

まず「シャンプー」は、洗い上がりに「痒く」ならないものを使用してください。
痒いのは大概シャンプーがあなたに合っていません。
すぐに捨ててしまってももったいなくはありません。病院代のほうが高くつくのでポイしてください。

次にトリートメント類ですが、ここ最近「商材の世代」が変わったというか、比較的新しく発売された製品はとても進化したものを見かけます。

一言で言うと、「髪が落ち着きます」
一昔前の「シリコン」のような衝撃的な実感を感じられることでしょう。

しかし、市販品の商材は疎いので、何がよろしいのかはわかりかねます。
煽っといて無知なことに失礼いたします🙇‍♂️

兎にも角にも、先ほど申し上げた通り「熱から守る〇〇」はアイロン前に使用することをお控えください。

脅かすつもりは毛頭ありませんが「高熱によって受けたダメージ」は、その後修復する可能性は極めて低く、パサパサでジリジリしていて、広がる・・。

クセ毛の3大悪夢が襲ってくるので、お気をつけください。
そして、すでに「やっちゃった感」のある方がこの記事を読まれているなら、髪の毛が復活する可能性は低いと言わざるを得ませんが、今より酷くなることはないのでCISTAへいらしてみてください。

ダテに縮毛矯正専門店で失敗した方々の、「駆け込み寺」をしているわけではないので、ご相談くださいませ。

最後は宣伝してしまいましたが、ご一読ありがとうございました。

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