髪質改善の「失敗原因」と直し方

髪質改善・酸熱トリートメントの業界内での勢いはものすごく、今や「飛ぶ鳥落とす!」勢いで流行しているのですが、その人気と比例するように「髪質改善と酸熱トリートメントによる失敗」も急増してきているように感じています。

今や「髪質改善 失敗」などでググってみても、なんと160万件のヒットするビッグワードとなってしまいました。
その数だけ多くの人が失敗され、悩んでいるという背景が垣間見えるのは、なんとも悲しいものです。

そしてさらに、この流れに便乗するように様々な美容師からの発信があるのですが、なかには「完全に食い物にしてるよね😅」と言われてもおかしくないような、宣伝バンバンなものも見受けられます。

ちなみに、個人的には美容師さんがどんなビジネスを展開しようが茶々を入れるつもりもありませんし、そのビジネスで助かっている方がいらっしゃるなら、それはそれで良いと私は考えています。

ですのでこの記事では、すごくニュートラルな位置から「鼻息を抑えた」うえで表面的に、髪質改善の失敗原因と直し方についてご説明していこうと考えています。

もしよろしければ、ご一読くださいませ。

そもそもの失敗原因は何か?

髪質改善の失敗原因を語るうえで、そもそもの失敗原因とはなんなのかをご説明せねばならないのですが、「髪質改善 失敗」でググって出てくる情報の多くは、「化学反応」や「薬剤うんちく」となっているものが大半で、正直一般の方目線で理解できるのか「?マーク」が付くことも多いのではないでしょうか。

確かに、髪質改善の失敗原因を解明していくうえでは、化学的な説明が必要になるのですが、個人的な肌感覚としては、お客様はそこではなく、もうちょと「なるほど!」と思える程度の説明が欲しいのではないのかな?と思わずにはいられません。

では、「なるほど!」と思える髪質改善の失敗原因をお伝えすると、

原因は間違いなく「美容師の理解不足」にあると断言できます。

こう言ってしまうと、元も子もないところはありますが、多くの一般の方にはなんだか「スッと腹に落ちる」ところもあるのではないでしょうか。

というのも、髪質改善や酸熱トリートメントでの失敗をご経験された方々からよく聞くのは、美容師より「髪質が合ってなかったね😀」と言われるのだそうで、無責任なその態度に「ヤキモキ」される方も多いと聞きます。

それはそのはず、お客様が「笑えないから!」と思うのも頷けますし、もう少し言えば「ヤったの、あなただろ!」とちょっと言葉使いは乱暴ですが、内心メラメラと燃える方も当然ながらおられるわけです。

メラメラするのは少し置いておいて、具体的に美容師の理解不足についてご説明していきますので、よろしいでしょうか。
理解不足な美容師は以下の通りです。

  • 髪質改善の「化学的原理」がわかっていない
  • 流行ってるから、やる!?
  • メーカーの謳い文句を鵜呑みにしている

箇条書きにしたわりには、少し薄い内容になってしまいましたが、もう少し掘り下げてご説明いたします。

・髪質改善の「化学的原理」がわかっていない!

とはどういうことかと言いますと、薬剤を用いて「髪質改善」の効果を得ようとしている以上は、何かしらの化学反応が毛髪の内部で起こっているといえるので、原因と結果の関係は必ず存在します。

ただし、この記事で「髪質改善の化学的反応」について掘り下げてしまうと、WEB上にある他の記事と同じになってしまうので、敢えていたしませんが、シンプルに申せばトリートメントを毛髪内部に入れた状態でアイロンの熱を利用して反応させていくものになるので、毛髪の結合をいじるわけではなく、なんだか「よく効くトリートメント」という着地になるんだと思います。

そして、多くの美容師さんはこの「シンプルすぎる理論」も実は説明できる人は少数派と言えるのではないでしょうか。

あまり悪くは言いたくないのですが、本当に「工程を踏んでいるだけ」の方も美容師の中にはいらっしゃいますし、それが事実です。

・流行っているから、やる!?

というとなんだか飛びついて火傷する様子が伺えますが、実はこのような浅い考えで「髪質改善」をメニュー化しているサロンが多いことを皆様はご存知でしょうか。

「髪質改善」が流行っているからやろう!と思えば、すぐにでも薬剤を発注することは可能なので、翌日にでもサロンでのメニュー展開することができてしまいます。

美容に限らず、古今東西「流行りモノ」はものすごいスピードで人から人へ伝わっていくのですが、一説にはスマホとSNSのある現在では「流行り物の情報」が世界を一周するのに、わずか19日で席巻すると言われています。

ということは逆にとらえれば、流行りモノの「賞味期限」もまた短いともいえるので、流行っっているから、今やる!という一見すると無鉄砲なサロンの行動も理解ができてしまう一面もあります。

しかしご想像の通り、何の知識も持たずに成果を得ることは難しいので、髪質改善の効果を最大限に引き出すことはなく、高い確率で失敗するとみてもいいでしょう。

・メーカーの「謳い文句」を鵜呑みにしている!

鵜呑みにしている美容師が多いことは、業界では知れたことになりますが、新商材を仕入れるときに開発メーカーのパンフレットだけを信じて施術する美容師も数多くいることは、美容師のみぞ知るところであります。

一般的な業種によっては、マニュアル通りにやることが全て成功の秘訣といえるかもしれませんが、とかく美容師を含め「職人」の世界ではマニュアルにあることだけをしていて、達人となった者はいないということも事実です。

というのも、道具や材料を使って作り上げる職人の世界には、「技」というものが存在していて、多くの場合でその「技」の習得にはマニュアルには載ってない経験や勘が働きます。

その経験や勘をもって美容師はお客様の施術に臨むのですが、残念ながら「想像力」を有しない施術にはしばしば事故が起こります。

それが「髪質改善の失敗」の根本原因ということもできるでしょう。

なぜなら開発メーカーの謳い文句としては、「絶対に傷まない!」や「誰でもできて、効果抜群!」と囁かれた美容師も少なくないはずで、ホントかどうか考えることを疎かにしてしまう美容師がいることも悲しいものです。

髪質改善に限らずに、これまでも美容師は開発メーカーの「謳い文句」を鵜呑みにしてきた過去の歴史がありますが、ちゃんと習得した技術でなければ、結局はお客様が1番の被害者となってしまうことは変わりのない事実といえるでしょう。

「うまい話には裏がある」とはよく言ったもので、髪質改善においても例外ではありませんし、そのことを理解しながらアンダーコントロール下で施術することが、なによりも「肝」であることはご理解いただけることでしょう。

ですので、「髪質改善の失敗原因」の根本は、美容師の理解不足でしょうし、多くの場合で発生する失敗は「回避できた失敗」といえるでしょう。

直し方は「ダメージ因子」の数だけたくさんあります

ここまでで「失敗の原因」についてご理解いただけたと思いますが、次に「直し方」について、掘り下げてご説明していきますね。

髪質改善の失敗とは様々なカタチで表面化するのですが、多くの場合は

  1. 髪がジリジリになってしまう
  2. 髪が硬くなってしまう

の2つが実際に悩まれることの大きなところではないでしょうか。
では、この2つの失敗と直し方について超シンプルですがご説明して参ります。

ただし、やはり一般の方が追いついてこれないぐらいの専門的な話になってしまっては、面白くないでしょうし、すでにWEB上の他の記事で十分に書かれていると思いますので、この記事ではあくまで「なるほど〜」程度に徹したいと思っております。

ではまずは「髪がジリジリになってしまう」ことについてですが、「髪質改善」においてジリジリになってしまう多くの原因は、アイロンの操作ミスだといえるでしょう。
もちろん他にも原因はあるのですが、ここでは「アイロン操作ミス」についてご説明していきます。

そもそも「髪質改善」とは、工程上「ストレートアイロン」での施術を必要とするのですが、このときに残念ながら「理解していない美容師さん」や「技術力の無い美容師さん」に担当されてしまうと、結果的に「ジリジリ毛」となってしまうことが多いようです。

というのも「理解していない美容師さん」については、そのままなのですが「化学反応を理解していない、美容師さん」と言い換えられるのですが、実はホントに何も知らずに施術していることが多々あります。

美容師業界では、いわゆる「あるある」として語られていることですが、「髪質改善」のようにWEBやSNS、雑誌などで大流行してしまうと、「流行りモノ」と化してしまうので「売れる!」のです。

「やれば、売れる!」となると飛びつく美容師さんが多いのですが、なかには薬剤つけて適当にやってしまう美容師もいることでしょう。
「こうやれば、いいんだろ?」的な・・。

美容師である私も話していて悲しいのですが、当然こういった方が施術をされると「失敗」する可能性は上がりますよね。

さらに「技術力の無い美容師さん」の場合も悲しい悲劇は起こってしまうのですが、この場合は「事故レベル」まで発生しかねないので、さらに注意が必要といえそうです。

「事故レベル」とは、断毛や炭化などの「直せない失敗」が挙げられるのですが、このような失敗をされてしまうと髪の「生え変わり」自体を待つしかないので、元通りになるまで「非常に長い時間」が必要となってしまいます。

もし、この記事を読んでいる方の中に上記に当てはまっていて、今まさに絶望の淵に立たれている方がいるのなら、ご安心ください。
元通りに直すことは不可能でも、髪が生え変わるまで「誤魔化す」ことはできます。
なんとも心苦しいのですが、直らないものは直りません。

しかし見た目だけでも誤魔化すことができるなら、一つの選択肢として私はそれをオススメいたします。
ただし、必ず技術力のある美容師に依頼することだけ忘れないでください。

ちょっと話が逸れましたが、技術力の無い美容師さんの特徴として、手に負えない状況の時に、「一か八か」の選択肢を取る傾向があります。
それもそのはず、己の実力すらわかっていないのだから「結果オーライ!」で突き進んでしまうのです。

さらに「ジリジリの毛」は、縮毛矯正の失敗と同じようにアイロンの過剰な物理的パワーによって引き起こされます。
発生原因について、詳細な解説はここではいたしませんが、「タンパク変性」と「水蒸気爆発」が原因となっているので、気になる方はググってみてください。

次に「髪が硬くなってしまう失敗」についてご説明すると、こちらは髪質改善の「主剤」の影響によるところが強いといえるでしょう。

髪質改善とは、今では多くの主剤を利用した、いわゆるトリートメントメニューの総称となっていますが、主剤となる薬剤の主な働きは髪内部にある「タンパク質の結合」と説明できます。

そして、この結合が行き過ぎた場合に「過収斂」というカタチで、髪が硬くなるという失敗となって現れます。

ちなみに過収斂とは、イメージとして捉えていただくと分かりやすいのですが、「髪が強い酸性でキューッと、引き締まる状態」。
キューティクルがキューッと締まりすぎて硬くなってしまうんです。

キューティクルがカチカチに締まると、髪が硬くなりそう…というイメージのほうが、ピンとくるかもしれませんね。

先ほどの「ジリジリ毛」と比べても、この髪の「カチカチ硬毛」は多くの場合は直せます。
というのも、キューッと硬くなってしまったところを、ほぐしてあげると元に戻ります。
もちろんこちらの失敗直しも、信頼できる美容師さんにお願いしてください。

ただ一つ懸念点があるのですが、もしあなたがヤバめな美容師さんに失敗されてしまっていたとしたら、「カチカチとジリジリ」の両方の失敗があるのかもしれません😱
その場合はこれまでご説明した通り、カチカチは直せるがジリジリは残ってしまうかもしれないのです。

正直なところ、ジリジリがどこまで直るかは「髪の毛のみぞ知る」といえるのですが、例えるなら「目玉焼き」の程よい焼き加減から、カリカリの焼き加減までの間の違いと同じようなものですが、伝わりますでしょうか?
そして、そこを見極めるのはなかなかに難しいものです。

なぜなら、タンパク質の変化がモロに見える「目玉焼きの調理」ですら難しいのに、目視では見えない髪の内部の状態って…全然わからないですよね😅

なので、「お直し毛髪の完成度」がどこまで上がるかは、髪のみぞ知る!というわけです💦
残念ながらこれについては、持って生まれた「髪の強さ」が関係してくるので、なんとも言えないようです。

髪質改善の失敗原因と直し方のまとめ

ここまでいかがだったでしょうか?
「髪質改善の失敗について」書かれた記事は、WEB上にもたくさんありますが化学マニアでもなく一般の人にでも「髪質改善の深掘り」ができるように、ここまで書いてまいりました。

たとえば髪質改善の構造原理は決して難しいものではなく、当初は「失敗しない施術メニュー」としてメーカーが謳ってきた経緯があるほどで、非常にシンプルなものなのです。

そして髪質改善に興味を持って、実際に体験された方のなかには美容師から「絶対に傷まないから、やろうよ!」と勧められた方もいらっしゃることでしょう。

その結果イマイチな状況に現在あるのかもしれませんし、まさか髪質改善で傷むはずがない!と思われている方もいらっしゃることでしょう。

もし仕上がりに納得できない場合は、縮毛矯正や髪質改善が得意な美容師さんへご相談されるのが得策だといえますし、あなたの大切な髪の毛を守るためには、それは重要なことだといえます。

髪質改善の失敗直しについて、多くの場合は「今より改善」されることが経験的に多いようですし、腕のある美容師のもとで「髪質改善の失敗直し」をお受けになることが、一番の解決策となることでしょう。

どうかもう一度、美容師を信じてみてください。
きっとあなたの髪の毛を、キレイにしてくれる美容師はいるはずです。
それが「美容師の仕事」なのですから🙇‍♂️

CISTAシスタ、縮毛矯正

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