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本日のお客様は50代ミセスの方の縮毛矯正をさせていただきました。
エイジング毛ということもあり、全体のクセも気になるのですが、お顔周りの髪がクセがではじめるとスタイルが崩れやすくなってしまいます。
髪の状態としてはエイジング毛ということもあり、繊細な薬剤選定や技術力が必要になります。
酸性の縮毛矯正剤をメインに使っていこうと思います。
酸性の縮毛矯正剤だと毛髪が膨潤しないので薬剤浸透がしづらく、薬の還元反応が判断も難しいのですが、チリついたりダメージに繋がることが少ないのでこちらを使っていきます。
しかし、こちらのお客様の難しいところはそこではなく別のところに実はあります。
それは、先ほどご説明した通り繊細な薬剤選定が必要なんですが、同時にクセもわりと強いところが挙げられます。
もう少しシンプルにいうと、毛髪を膨潤しないで髪の内部のタンパク質の結合をいい感じに切っていかなくてはならないところにあります。
一見すると矛盾しているのですが、私が独自配合した薬剤レシピで縮毛矯正をかけると成立できるんです。
ちょっと美容師さんじゃないとわからないかもしれませんが、PH値を弱酸性にキープしたまま還元値だけ操作してあげてあります。
このバランスが崩れてしまうと、クセが全く伸びないか、ビリビした感じのダメージ毛になってしまいます。
結果は下の動画でご確認ください。
今日のメニューは3ヶ月に一度縮毛矯正をかけられる方なので【ミディアム】の縮毛矯正に「毛先の髪質改善」+1500円を追加して施術させていただきました。
ちなみに、「毛先の髪質改善」と「毛先のケアストレート」という2つのオプションメニューがあるのですが、こちらの違いについてご説明します。
「毛先の髪質改善」とは、毛先の髪の毛の中に保湿成分や空洞化への穴埋め、そして髪の表面いわゆるキューティクルをピーリングするように表面だけ微還元させて毛先のザラつきをとっていきます。
一方、「毛先のケアストレート」とは、毛先の髪質改善と考え方は同じなのですが、表面キューティクルのピーリングだけでは足りない場合に選択することが多いです。
例えば、前回縮毛矯正から時間経過が5ヶ月以上経過していて、最初は良かったけど段々毛先がハネてきてしまう状態ですね。
こういった場合はキューティクルよりももう少し深いところに還元剤を用いて、ちょうど良い還元反応が必要になってきます。
そうすることで、「縮毛矯正をかけ続けている髪は傷んでしょうがない」なんてネガティブなことにならないようにできます。
そう、縮毛矯正をずっとかけ続けていても、いつも毛先までサラ艶の髪でいられるんです。いいですよね。
最後に、こちら「毛先の髪質改善」と「毛先のケアストレート」は、ご自身でどちらがいいか判断するのは難しいと思います。
ご予約のときにどちらか一方を選択していただければ、当日カウンセリングしたときにご自身に合っている方をご提案いたします。
また、ご予約時に選択することが難しかった場合でも、ご来店いただいたときに「毛先の〇〇やりたい」とおっしゃっていただければOKです👍(ホットペッパーだとメニュー的に時間が取れない時などは、案外こちらのやり方で取れたりします😆)