いつもブログをご覧になっていただきありがとうございます。
CISTAの営業写真です。
本日のお客様は、ダメージに困ってらっしゃるお客様で、前髪がちぎれて断毛してあるような状態でした。
というのも、遠方からいらしていただいたお客様なのですが、CISTAは2回目のご来店です。
遠方が故に近場のお店で縮毛矯正をわりと最近かけられたんだそうです。
が!!、、大失敗されてしまったようです😭
まだお若い方なのですが、前髪がブチブチ切れちゃってたんですね😱
もちろん他の部分もダメージ大なところがありまして汗、さらにいうとあんまりクセが伸びてない😱
こんな状況の方でした。
そんなこんなで、切れてしまった部分はどうにもならないので、時間かけてゆっくり育てていきましょうねー。ってご提案させていただいたんですが、私お客様のおっしゃられた言葉に氷とマグマが湧き出てきました🔥
もちろんお客様に🔥ではなく、境遇というかこの後の大切なイベントなのにっ!!って。
実はこちらのお客様は2週間後にご自身の結婚式を控えていて、藁をも掴むとおっしゃっていましたがご来店いただいただいたんです。
「えー、本番すぐじゃん」、「でも前髪が・・涙」
そうなんです。この驚きの状況に思わず、
「これってかなり責任超超重大‼️」
「失敗した美容師さん、何してくれてんのさっ‼️」
という氷と🔥が同時発生したのでした。
ただ、そう嘆いていてもしょうがないので、お客様にできることとできないこと。
ここまでは良くなると思うけど、ここからは未知数ですのご説明をしました。
快くご了承いただいたところで、やっていきましょう☺️
まずは、やはり前髪なんですよね。
花嫁さんの前髪ってかなーりとてもスーパー重要ですからね。
こちらチリチリになっているところを、還元反応を見ながら還元値の異なる薬剤を重ね塗りして、ちょうどいいところでPH値落として固める。まずは前髪は一安心☺️
そして、ちょっと厚めになってしまうけど切れちゃった前髪を隠すように、ちょい後ろから前髪を新たに作って隠す作戦決行!
うん!これで最低勝利条件をクリアしたわけであります。
ほかは落ち着いてドキドキしながら、何が出てくるかわからない状況を覚悟しつつ淡々と施術を進めてゆきます。
おかげさまで、根本のクセはわりかし伸ばしやすく順調🙆
そして次なる試練が、
毛先・・
すっごい絡まる。ギシギシ絡まる。
隊長!ここにも!
なテンションが私の脳内に警報を鳴らせています🚨
どうやら、絡んでいる原因はダメージでガタガタになってしまった髪同士が絡んでいるようでした。
イメージ的には絹糸同士って摩擦なさそうでスルスルしてそうなんですが、今回は麻紐同士で摩擦係数最大な感じの絡まり方でした😱
やり方としては、髪内部に絹糸に戻れるように詰めて表面を中性の縮毛矯正剤を使って緩ませてから、すぐに酸性の薬剤とダメージの穴埋め剤を入れて固める。
そして、シャンプー台へレッツGo!!
ここまでで今回の縮毛矯正の山はほぼ8割終了したようなものなんで、あとはいつも通り丁寧にアイロンして完成を待ちます。
そんなこんなで超重大ミッションでしたが無事完了できました😅
仕上がりは下の動画をご覧になってください。
今回のメニューは、【ロング】縮毛矯正+毛先のケアストレートでした。
ちなみに、「毛先の髪質改善」と「毛先のケアストレート」という2つのオプションメニューがあるのですが、こちらの違いについてご説明します。
「毛先の髪質改善」とは、毛先の髪の毛の中に保湿成分や空洞化への穴埋め、そして髪の表面いわゆるキューティクルをピーリングするように表面だけ微還元させて毛先のザラつきをとっていきます。
一方、「毛先のケアストレート」とは、毛先の髪質改善と考え方は同じなのですが、表面キューティクルのピーリングだけでは足りない場合に選択することが多いです。
例えば、前回縮毛矯正から時間経過が5ヶ月以上経過していて、最初は良かったけど段々毛先がハネてきてしまう状態ですね。
こういった場合はキューティクルよりももう少し深いところに還元剤を用いて、ちょうど良い還元反応が必要になってきます。
そうすることで、「縮毛矯正をかけ続けている髪は傷んでしょうがない」なんてネガティブなことにならないようにできます。
そう、縮毛矯正をずっとかけ続けていても、いつも毛先までサラ艶の髪でいられるんです。いいですよね。
最後に、こちら「毛先の髪質改善」と「毛先のケアストレート」は、ご自身でどちらがいいか判断するのは難しいと思います。
ご予約のときにどちらか一方を選択していただければ、当日カウンセリングしたときにご自身に合っている方をご提案いたします。
また、ご予約時に選択することが難しかった場合でも、ご来店いただいたときに「毛先の〇〇やりたい」とおっしゃっていただければOKです👍(ホットペッパーだとメニュー的に時間が取れない時などは、案外こちらのやり方で取れたりします😆)