縮毛矯正で最近髪が傷むようになったのはなぜ?|年齢による髪の変化と施術事例

長年、同じように縮毛矯正を受けてきたのに、最近になって仕上がりが変わった。

以前より毛先がパサつく。
顔まわりがチリつく。
クセは伸びても、髪が硬く感じる。

このような変化があっても、「年齢だから仕方がない」「縮毛矯正とはこういうもの」と思い、そのまま施術を続けている方は少なくありません。

しかし、以前と仕上がりが変わったのなら、施術を受ける髪の状態が変化している可能性があります。

【結論】同じ縮毛矯正でも、髪が変化すれば仕上がりは変わります

年齢に伴う髪質の変化に、白髪染めやカラー、過去の縮毛矯正などの履歴が重なると、髪の毛髪体力は場所ごとに異なってきます。特に顔まわりや襟足は細く負担を受けやすい一方、後頭部には強いクセが残ることがあります。大切なのは、髪全体を同じ状態として扱わないこと。CISTAでは、部位ごとにクセの強さと毛髪体力を確認し、必要な場所には必要な反応を与え、守るべき場所には負担を重ねない施術を考えます。

同じ縮毛矯正でも、最近仕上がりが変わったと感じる理由

縮毛矯正は、一度決めた薬剤や施術方法を、その後も同じように続ければよい技術ではありません。

髪の太さ、クセの強さ、カラー履歴、過去の縮毛矯正履歴は、時間の経過とともに変わっていきます。

施術方法が以前と同じであっても、施術を受ける髪の側が変化すれば、薬剤や熱への反応も変わります。

以前は問題なく耐えられた薬剤やアイロン温度が、現在の髪には強すぎる場合もあります。反対に、髪全体へ作用を弱くすると、強いクセが残っている部分だけ伸びないこともあります。

その結果、次のような違和感が現れます。

・顔まわりや襟足だけチリつく

・毛先が以前より硬く、パサついて見える

・後頭部の強いクセだけが伸び残る

・根元は伸びているのに、全体がまとまらない

・施術直後は綺麗でも、数日後から扱いにくくなる

こうした変化は、単純に「縮毛矯正が失敗した」という一言だけでは説明できません。

現在の髪に対して、以前と同じ施術設計が合わなくなってきた可能性を考える必要があります。

年齢による髪の変化は、全体で均一に起こるわけではありません

年齢とともに髪が細くなったり、乾燥しやすくなったり、以前にはなかったうねりが現れたりすることがあります。

ただし、その変化は頭全体で同じように起こるとは限りません。

顔まわり・こめかみ

髪が細くなりやすく、カラーや縮毛矯正の影響を受けやすい部分です。

襟足

細い髪と強い生えグセが混在し、薬剤の強さを決めにくいことがあります。

後頭部

比較的太い髪や強いクセが残り、顔まわりとは異なる反応が必要になる場合があります。

中間から毛先

過去のカラーや縮毛矯正の履歴が重なり、根元より毛髪体力が少なくなっていることがあります。

同じ人の髪でも、強いクセを伸ばす必要がある場所と、できるだけ負担を加えない方がよい場所が同時に存在します。

そのため、髪全体へ同じ薬剤を使い、同じ時間だけ反応させる方法では、現在の髪に合わないことがあります。

今回のお客様は、縮毛矯正歴20年以上

今回ご紹介するお客様は、20年以上にわたって縮毛矯正を続けてこられた方です。

長年通われていた美容室がありましたが、ここ数回の施術で、以前とは仕上がりが変わってきたと感じていたそうです。

ご来店時に髪を確認すると、次のような状態が混在していました。

・フェイスラインと襟足に部分的なチリつきがある

・左側の一部に断毛が見られる

・後頭部には強い波状のクセが残っている

・中間から毛先には複数回の施術履歴がある

・根元、顔まわり、後頭部、毛先で毛髪体力が異なる

一言で表すなら、「場所によって髪の体力が大きく違う状態」です。

この髪に必要なのは、全体のクセを強い作用で一気に伸ばすことではありません。

クセを整えながら、残っている毛髪体力を必要以上に削らないことが、今回の施術で最も大切なポイントでした。

施術前の状態

縮毛矯正を長年続け、部位ごとに毛髪体力の差が生じた施術前の髪
ご来店時:根元の強いクセと、顔まわり・毛先の負担が混在した状態

写真では全体の広がりに目が向きますが、施術を考えるうえで重要なのは、見た目の広がりだけではありません。

クセが強く残っている場所と、すでに負担を受けている場所を分けて確認する必要があります。

特に、細くなっている顔まわりや断毛が見られる部分へ、後頭部と同じ強さの施術を行うことは避けなければなりません。

後頭部・顔まわり・毛先で施術を変えた理由

今回の施術では、頭全体を一つの状態として考えず、場所ごとに目的を分けました。

後頭部:強く残っているクセを、必要な範囲で整える

顔まわり:細さとダメージを確認し、薬剤と熱の作用を慎重に調整する

断毛部分:仕上がりを揃えるために無理をせず、負担を加えない

中間から毛先:すでに縮毛矯正がかかっている部分へ、必要以上の作用を重ねない

縮毛矯正は、すべてのクセを同じ強さで伸ばすほど綺麗になる技術ではありません。

強いクセには必要な反応を与えながら、体力が少なくなった髪には負担を抑える。その調整が、自然な仕上がりと、その後の扱いやすさにつながります。

今回の施術で行ったこと・行わなかったこと

難しい状態の髪では、「何をするか」だけでなく、「何をしないか」も重要です。

行ったこと:部位ごとのクセと毛髪体力を確認し、必要な反応を調整する

行ったこと:根元のクセを整え、全体が自然につながる仕上がりを目指す

行わなかったこと:毛先まで強く反応させ、真っすぐさだけを揃える

行わなかったこと:断毛部分を無理に薬剤や熱を重ねる

傷んだ部分を一度の施術で元へ戻すことはできません。

そのため今回は、クセを整える部分と、毛髪体力を守る部分を分け、現在の髪で可能な着地点をつくりました。

施術後の仕上がり

エイジングによる変化と縮毛矯正履歴を見極めて整えた施術後の髪
施術後:部位ごとに施術を分け、根元のクセと全体の収まりを整えた状態

施術後は、強く残っていた根元のクセが整い、毛先へ過度な負担を重ねずに全体の収まりをつくることができました。

お客様にも、以前の仕上がりとの違いを感じていただけました。

ただし、写真で綺麗に見えることと、これまでに受けたダメージがなくなったことは同じではありません。

断毛や負担が残っている部分は、今後の施術で傷ませないようにしながら、少しずつ切り替えていく必要があります。

仕上がりの変化に、少しずつ慣れてしまうことがあります

今回、私が印象に残ったのは、お客様が施術前の状態を「いつもの状態」として受け入れていたことでした。

髪は一日で急に変化するとは限りません。

以前より少しパサつく。
顔まわりが少し硬くなる。
毛先が以前より収まりにくくなる。

その小さな変化が施術のたびに重なると、いつの間にか現在の状態を普通だと感じるようになります。

けれど、以前と違うと感じるなら、その違和感には何らかの理由があります。

「年齢だから仕方がない」と終わらせる前に、髪のどの部分が変わったのか、現在の施術がその変化に合っているのかを確認することが大切です。

40代・50代以降の縮毛矯正で確認したいこと

年齢とともに髪の状態が変わってきた方は、次の点を確認してみてください。

・以前より顔まわりの髪が細くなっていないか

・白髪染めやカラーの頻度が増えていないか

・毛先に縮毛矯正を繰り返していないか

・施術直後は綺麗でも、数日後から硬くなっていないか

・根元、顔まわり、後頭部でクセの伸び方に差がないか

・2ヶ月後も、無理なく扱える状態が続いているか

一つ当てはまったからといって、すぐに髪が危険な状態ということではありません。

ただし、複数の違和感が続いている場合は、次回も同じ施術を繰り返す前に、現在の髪を改めて見直す意味があります。

まとめ|変わったのは、施術ではなく髪の状態かもしれません

長年同じように縮毛矯正を受けていても、髪の状態は少しずつ変化します。

年齢に伴う髪の細さやうねりの変化に、白髪染め、カラー、過去の縮毛矯正履歴が重なることで、場所ごとの毛髪体力に差が生まれます。

その状態で髪全体へ同じ作用を与えると、顔まわりは傷み、後頭部のクセは残るということも起こります。

大切なのは、以前と同じ方法を続けることではなく、現在の髪に合わせて施術を変えることです。

CISTAでは、クセを伸ばすことだけを目的にせず、部位ごとの毛髪体力を見極め、必要な場所には必要な反応を与え、守るべき場所には負担を重ねないことを大切にしています。

施術当日の見た目だけではなく、3日後に自宅で乾かしたとき、そして2ヶ月後にも扱いやすい髪であること。それが、現在の髪に合った縮毛矯正を考える基準です。

年齢とともに変化した髪も、現在の毛髪体力から考えます

以前と同じ縮毛矯正が合わなくなった、顔まわりだけ傷みやすい、毛先が硬くなってきた。CISTAでは、年齢や施術履歴による変化を部位ごとに確認し、今の髪に合わせた無理のない縮毛矯正をご提案しています。

CISTAの縮毛矯正について詳しく見る

>

CISTA/綱島本店.平日9:30~17:00休日10:00~19:00 .|.東横線「綱島駅」から徒歩2分 .|.東急新横浜線「新綱島駅」から徒歩5分

CTR IMG